ユリの開花シーズン到来 -ヒメタカサゴユリ-
ヒメタカサゴユリも!
今期初めて育てたヒメタカサゴユリも開花が始まりました
それなのに・・・実はこの株はウイルスを発症しています。
ウイルスの影響を受けているせいでしょうか?
ヤマユリや鉄砲ユリと異なる成長で面白かったです。
(ウイルスの未発症の苗もこのような成長をするかわかりません)
あまり参考にならないと思いますが(^▽^;)
発芽から開花までその違いをざっと書いてみました
鉄砲ユリ | ヒメタカサゴユリ | |
---|---|---|
成長期 | 発芽 | 発芽 |
茎が高さを出し成長とともに葉を展開。コイル状に付いていく |
茎があまり伸びないうちにどんどん葉を増やしていく (ロゼット葉) |
|
茎が伸び高さがでる | ||
開花期 | やや上向きからやや上斜め方向につぼみをつけ成長を始める | やや上向きにつぼみをつけつぼみが成長を始める |
大きくなるにつれ先端が斜め下方向に向く | 気付いたら全てのつぼみの先端が真下に向いていた | |
成長しながら先端は斜め下方向に向くよう上向き始める。 | ||
この頃から茎寄りの花びらの筋から先端に向かってスパイラル状になっているつぼみを確認 | ||
開花 | 開花 |
葉はとても青々していて非常に細く
モザイクの淡色がはっきりとした色に出ないので見逃すところでした
わかりますか??
(班入りだったらいいのにね…)
ヒメタカサゴユリはタカサゴユリの変種
そのタカサゴユリは台湾に自然分布していたユリで
自然分布域以外に人工的に移動させられた侵入生物だそうです
花姿は鉄砲ユリに似ていて花びらも肉厚で
香りは強香で鉄砲ユリに似ています。
完全に開花するまで鉄砲ユリ同様時間がかかっています
ちなみにタカサゴユリと鉄砲ユリを
掛け合わせた交雑種がシンテッポウユリなんだとか…
ピンポン玉くらいの大きさの球根を2球植えましたが
6本芽が出て現在に至り、うち1本は地上から高さ25㎝ほどでも
つぼみをつけています。スゴイ繁殖力です!!
よくウイルスに感染している株は焼却しましょうと見聞します
ウイルスを発症したら治らない。二次感染防止!被害を拡大させない!が主旨
でもなぁ~、なんだか可哀想
今回、このヒメタカサゴユリは
全ての苗の葉にモザイクが強く出ておらず1本あたり数枚だったため
他のユリと隔離して育てここまで育てています。
つぼみがつき始めだんだんと怪し流れでしたがここまできたら
種子はウイルスを引き継がないと聞いたことがあり
種が完成するまでと思っているのですが。。。
とりあえず、開花が終わるまで育てます
頑張れ!ヒメタカサゴユリ♪
頑張るよワタシp(*^-^*)q